意外!フランスにも節分の日があった!
こんにちは。
Rouge Roppongi です。
2月に入り、暖かい日が増えて参りました。 心なしか、花粉が飛んでいるような気がしますので、そろそろ対策が必要かもしれませんね。
さて、2月ですが気になるイベントはバレンタインですね! そして2月には、バレンタインより古くから日本に根づいている行事があります。
節分です!
日本では炒り大豆を鬼にぶつけて邪気を追い払い、豆を歳の数だけ食べて1年の無病息災を願います。
実は、フランスにも節分にあたる行事があります。 それが……
La Chandeleur(ラ・シャンドラー) ! シャンドルールやシャンデレールとも表記されますが、本記事ではラ・シャンドラーで統一致します。
お洒落な響きですが、一体どんな行事なのでしょうか……。 今回はフランスの節分、La Chandeleur(ラ・シャンドラー)に触れます♪
起源はローマ時代まで遡る!?ラ・シャンドラーの歴史♪
ラ・シャンドラーはイエスキリスト生誕の40日後、2月2日です。 「ろうそくの日」または「聖母マリアのお清めの日」と呼ばれる祝日です。
元々、2月2日はパンの祭りの日で、人々は一晩中たいまつを振りながらパンの神を称えていました。 のちにこの日はキリストを祝う日となり、人々はろうそくに火を灯してローマの街を歩くようになったという説があります。
また、2月2日は聖母マリアがユダヤ教の寺院で出産の穢れを払うため、供物をささげた日とも言われています。
清めの儀式という意味で、日本の節分と似ていますね♪ 更に偶然にも、日本の節分も天体の事情により2025年から2月2日になるという説があります。
全く異なる文化の日本とフランスの節分、実は文化の根本で繋がっているのかもしれませんね♪
意外!?フランスの節分で食べるのはアノ料理♪
さて、このラ・シャンドラーは「ある食べ物」を食べる日です。 一体何を食べるのでしょうか……?
もう、きっと皆様おわかりですね(笑)
クレープです!
冬に暖かい室内で頂くクレープ、美味しいでしょうね♪
しかしなぜクレープなのでしょうか……? 以下のような説があります。
クレープの丸を光の象徴である太陽に見立てていた
余った穀物を処分する手段
教皇が巡礼者にクレープを配っていた
多種多様な説がありますね(笑)
ラ・シャンドラーのクレープ、是非現地で、かつリアルタイムで頂きたいスイーツです♪
成功すれば幸運!福を呼び込む儀式とは♪
日本では福を呼び込むために、年齢の数だけ豆を食べます。
フランスにもクレープを食べるほかにもう一つ、福を呼び込む儀式があります!
左手でコインを握る
右手でクレープを載せたフライパンを持つ
フライパンでクレープをひっくり返す
当店シェフならば鼻歌を歌いながらできそうですし、家庭料理を嗜んでいる方であれば簡単にできそうですね。 少し不器用な私にはちょっと難しいかもしれません(笑)
この儀式はご自宅で試せますので、挑戦してみてはいかがでしょうか♪
おわりに
いかがでしたか?
フランスのラ・シャンドラーも、日本の節分も邪気を祓い、福を呼び込む日です。 Rouge Roppongiも、良質な料理、質の高いサービスを安価に提供することで皆様の身体、心の健康にお役に立てればと思っております。
皆様と共に過ごす令和2年、心より楽しみにしております♪
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