11月第三木曜日はボジョレーヌーヴォー解禁の日♪
こんにちは。
Rouge Roppongi スタッフです。
11月に入り、本格的に寒くなってまいりました。 飲食店が一番盛り上がるクリスマスと忘年会に向けて当店もラストスパートをかけている最中です。
その前に日本ではワイン界の一大イベントが11月21日(木)にありますよね。
ボジョレーヌーヴォーの解禁日です。
ワイン好きな私は、この時期は特にワイン売り場を見るのが楽しみになっています!
ところで、日本では賑わっているボジョレーヌーヴォーですが、フランスではどうなのでしょうか? 今回はボジョレーヌーヴォーがフランスではどう扱われているのかということに触れます♪
ボジョレーヌーヴォーはなぜ生まれた?
ボジョレーヌーヴォーは「収穫のお祭り」です。
ボジョレーは地方の名前で、ヌーヴォーは「初物」という意味があります。 ですので、もちろんヌーヴォーではないボジョレーのワインも数多く存在します。
ボジョレーヌーヴォーには、その年に収穫したブドウを使って「新酒を一刻も早く提供したい」という想いがこめられています!
もともとワインの解禁は12月15日に定められていました。 しかし、ボジョレー生産者協会が通常よりも早くワインを販売したいと申請を起こしました。 この申請が通り、11月15日に解禁することが許さたのです。
これがボジョレーヌーヴォーの始まりです☆ 組織を動かすのは人の想いなのですね♪
ではなぜ、解禁日が11月15日から11月の第3木曜日になったのでしょうか?
それは、「11月15日が安息日と重ならないようにするため」です!
安息日というのは、宗教の決まりで「何もしてはいけない日」です。 もちろん販売店やレストランも営業していません。
日にちを固定すると安息日と重なる恐れがあるため、11月の第3木曜日という曖昧な日付に定められたのだそうです。
日本ならばボジョレーヌーヴォーの解禁を優先させるところですが、これが文化の違いですね。
実はあまり盛り上がらない?フランスでのボジョレーヌーヴォ―♪♪
というよりも、日本が突出して賑わっているという方が正しいでしょうか笑
深みのあるワインを好むフランスの人々には、まだ若いワインは口に合わなかったそうです。
そしてまだボジョレーヌーヴォー解禁日が定められていなかった時代に、出荷の早さのみに重きを置いた粗悪品が出回ったこともあります。
ワインを心から愛する方々には許せなかったでしょうね……
その後、ジョルジュ・デュブッフの努力により、ボジョレーヌーヴォーは日本をはじめ全世界へと旅立ちました!
これが初物好きの日本に受け、今では全世界で輸入一位となっているそうです!
ボジョレーヌーヴォーが日本に与えた影響はとても大きいです……! 近年ではブドウの国、山梨で「山梨ヌーヴォー」も作られているほどです♪
ボジョレーの方々にとって日本は「安価なワインを沢山買って下さる相手」。 日本にとってボジョレーヌーヴォーは「お祭りやイベントを興すための起爆剤を売ってくださる相手」。
日本とボジョレーは最高のパートナーなのではないでしょうか♪
さいごに
いかがでしたか??
当店の創り手であるオーナーが大事にしていることは「求めている人に求めているものを」と度々お聴きします。
ボジョレーが初物好きの日本に対してボジョレーヌーヴォーをいち早く届けるように、今世の中が何を必要としているのかを考えています。
当店は「六本木駅徒歩数分でフランス料理を安価に堪能できる」ことをコンセプトとしています。 緊張なさらず、ご気軽にお使いください! 皆様のご来店を心よりお待ちしております♪
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